【完全版】テストステロンを増加させる食事と減少する食事10選
テストステロンラボ運営のRONMANです。
テストステロンって聞いたことはあるけど、実際はどんなものなんでしょうか?
このホルモンが私たちの体と心にどのような影響を及ぼすのか。
今回、その不思議に迫ってみましょう。
また、テストステロンを高める食べ物についてもお話しします。
テストステロンの基本
テストステロンは、主に男性の精巣で生成されるアンドロゲンの一種で、男性の性的特徴を形成し維持するのに重要な役割を果たしています。
これがあるからこそ、男性は男性らしい特徴を持っているんですね。
ちょっと感心しちゃいます。
テストステロンの働き
テストステロンは、私たちの体のたんぱく質合成を促進し、筋力、持久力、骨密度、骨強度の増加に大きく貢献しています。
また、性機能においても非常に重要な役割を担っています。
これらの事実を知ると、テストステロンの重要性がよくわかりますね。
年齢とともに変化するテストステロン
驚くことに、テストステロンの量は年齢と共に変化します。
20歳頃がピークで、40歳を過ぎると徐々に減少し始めます。
これにより、筋力や持久力、性機能などに変化が出ることもあるので、年齢を重ねると共に体の変化に注意を払う必要がありそうです。
男性更年期障害とテストステロン
女性の更年期障害はよく知られていますが、男性においてもテストステロンの分泌量の低下によって類似の症状が生じることがあります。
倦怠感や不眠、うつ傾向、集中力の低下、性欲の減退など、さまざまな症状が現れることがあるんです。
これらの症状は、男性の身体的・精神的健康に大きな影響を及ぼす可能性があります。
テストステロンを高める食べ物
テストステロンって、筋肉や性機能に重要な役割を果たすって知ってました?
でも、どうやって体内で増やすのかって、なかなか知られていない話ですよね。
そこで、テストステロンを増やすのに役立つ食べ物について掘り下げてみました。
牡蠣
まず牡蠣です。
これは亜鉛の宝庫!亜鉛はテストステロンの量を増やすのに必要なミネラルで、特に男性の性機能には欠かせません。*1
牡蠣を食べることで、体の中のテストステロン量が増える可能性があるんです。
オリーブオイル
オリーブオイルにはオレイン酸が豊富に含まれています。
これがコレステロールのバランスを整え、テストステロンの産生に良い影響を与えるんです。*2
健康志向の方には特におすすめですね。
ザクロ
ザクロは抗酸化成分が豊富で、テストステロンを保護する効果があります。
研究によると、ザクロジュースを飲むことでテストステロンの量が増える可能性があるんですよ。*3
レッドワイン
赤ワインに含まれるポリフェノールには、テストステロンの分解を抑制する効果があります。
つまり、赤ワインを適量飲むことで、体内のテストステロン量を維持しやすくなるんですね。*4
ブドウ
ブドウに含まれるアントシアニンやレスベラトロールは、なんとテストステロン濃度を約51.6%も引き上げる可能性が!*5
これには驚きですよね。
健康維持に役立つブドウは、適切な量を摂取することで、生殖機能にも良い影響を与えるかもしれません。
緑茶エキス
緑茶のカテキンは、精子の活動に必要な様々なパラメーターを改善する可能性があるんです。*6
さらに、脂肪燃焼をサポートしてテストステロンのレベルを整える助けにもなるんですね。
緑茶のカフェインもエネルギー増加に寄与するので、運動時のパフォーマンス向上にも良いでしょう。
体内のバランスを考えた食生活
テストステロンを増やす食べ物を選ぶ際には、体内のバランスを考慮することが重要です。
これらの食品は単にテストステロンを増やすだけでなく、全体的な健康状態を改善する効果も期待できます。
毎日の食事にこれらを取り入れることで、より健康な体を目指しましょう。
できるだけ自然で天然から摂取することが大事なので、食事や自然由来サプリで摂取することが良いです!
牡蠣、オリーブオイル、ザクロ、レッドワイン、ブドウ、緑茶といった食材は、テストステロンの増加だけでなく、全体的な健康の向上にも貢献します。
さて、今日の食事に何を取り入れようか、楽しみながら考えてみるのも良いですね。
さて、テストステロンを増やす食べ物の話をたくさんしてきましたが、反対にテストステロンを減らしてしまう食べ物にも注意が必要です。ここでは、テストステロンを減少させる可能性のある食品をいくつか挙げてみましょう。
テストステロンを減少させる可能性のある食品
揚げ物
油脂が豊富な揚げ物は、肥満を招き、テストステロンの分泌を抑える可能性があります。*7
特に繰り返し使用された揚げ油は酸化ストレスを増やし、テストステロンや精子に悪影響を及ぼすことも。うーん、美味しいけど、食べ過ぎには注意が必要ですね。
加工食品
マーガリンやショートニングなど、トランス脂肪酸を多く含む加工食品は避けた方が良さそうです。
これらの食品は精巣機能に悪影響を及ぼす可能性があるんです。肥満へのリスクも高まるので、健康的な食生活を心がけましょう。
お酒
アルコールの過剰摂取はテストステロンの分泌に影響を与えます。適量を守ることが大切ですが、アルコールの摂取は筋肉の発達にも影響を及ぼす可能性があります。*8
もちろん、楽しむことも大事ですが、摂取量には気を付けましょう。
砂糖入り飲料
清涼飲料水などの砂糖入り飲料は、血糖値の急激な上昇と酸化ストレスを引き起こす可能性があります。
特に夏場の水分補給でこれらの飲料を多用すると、健康上のリスクが高まります。砂糖入り飲料の摂取は控えめにして、代わりに水や無糖飲料を選ぶと良いですね。
テストステロンは私たちの体にとって非常に重要なホルモンです。
その役割や働きを知ることは、自分の健康を理解する上で役立つでしょう。年齢と共に変化するテストステロンのレベルに注意を払い、必要に応じて適切な対策を講じることが大切です。
男性だけでなく、女性にも関係する話なので、男女問わずこのホルモンについての理解を深めることは大切ですね。
*1:Prasad, A. S., Mantzoros, C. S., Beck, F. W., Hess, J. W., & Brewer, G. J. (1996). Zinc status and serum testosterone levels of healthy adults. Nutrition (Burbank, Los Angeles County, Calif.), 12(5), 344–348. https://doi.org/10.1016/s0899-9007(96)80058-x
*2:Derouiche, A., Jafri, A., Driouch, I., El Khasmi, M., Adlouni, A., Benajiba, N., Bamou, Y., Saile, R., & Benouhoud, M. (2013). Effect of argan and olive oil consumption on the hormonal profile of androgens among healthy adult Moroccan men. Natural product communications, 8(1), 51–53.
*3:Pomegranate juice intake enhances salivary testosterone levels and improves mood and well being in healthy men and women
*4:Basile L, Condorelli RA, Calogero AE, Cannarella R, Barbagallo F, Crafa A, Aversa A, La Vignera S. Red Wine and Sexual Function in Men: An Original Point of View. J Clin Med. 2023 Jun 7;12(12):3883.
*5:Shin S, Jeon JH, Park D, Jang MJ, Choi JH, Choi BH, Joo SS, Nahm SS, Kim JC, Kim YB. trans-Resveratrol relaxes the corpus cavernosum ex vivo and enhances testosterone levels and sperm quality in vivo. Arch Pharm Res. 2008 Jan;31(1):83-7.
*6:Overweight men can boost low testosterone levels by losing weight. June 25, 2012. Endocrine Society
*7:MInguez-Alarcón, L., Chavarro, J. E., Mendiola, J., Roca, M., Tanrikut, C., Vioque, J., Jørgensen, N., & Torres-Cantero, A. M. (2017). Fatty acid intake in relation to reproductive hormones and testicular volume among young healthy men. Asian journal of andrology, 19(2), 184–190. https://doi.org/10.4103/1008-682X.190323
*8:Välimäki, M. J., Härkönen, M., Eriksson, C. J., & Ylikahri, R. H. (1984). Sex hormones and adrenocortical steroids in men acutely intoxicated with ethanol. Alcohol (Fayetteville, N.Y.), 1(1), 89–93. https://doi.org/10.1016/0741-8329(84)90043-0